愉快さを選ぶ3

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ビーイングバリュー経営を
実践するための10の美意識。

今月のお題は、、「愉快さを選ぶ」

~愉快な金儲け~

世の中、お金儲けが得意な方、
いらっしゃいますよね。

ただ、お金儲けにも、
愉快なお金儲けと
愉快じゃないお金儲けが
あります。

さて、この違いはなんでしょう。

お金儲けが得意な方は、
平たく言えば、商売のコツがわかっている
ということだと思いますが、
お金が集まる仕組みをつくるのが上手い。

お金が集まる仕組みを
理論的に作り上げる方もいらっしゃいますが、
自分が見る限り、ここは、感性、嗅覚かなと
思うところがあります。

さらにいうと、思考がそうなっている。
どうやったら、自分のところにお金が
集まるのか、という思考で組み立てができる。
そういうことだと思います。

物販業A社のF社長は、その典型の方。
まさに、お金が集まる仕組みを
つくるのが上手い。

特約店数は順調に増え、
海外に出張で頻繁に出かけ、
facebookにも、経営者同士で
フランス料理店や有名和食店に
行ったといった、
羽振りのいい記事を
ちょいちょいアップしていて、
ビジネスは順調のようです。

先日、この会社を最近退職した
若手の元幹部の方と
たまたまご一緒する機会がありました。
以前から懇意にしている方なので、
話が弾み、世間話から、次第にビジネスの話に。

「A社さん、事業、順調のようですね。」
すると、その方から一言、
「搾取の会社ですよ。。」

社内は、かなりのブラック。
羽振りがいいのは、社長だけ。
特約店も、本部は確実に儲かる
仕組みが出来上がっていて、
チャリチャリお金が入ってくる。
でも、特約店は、売上づくりに
窮していて、入れ替えが多い状態。

お金は集まるけど、社長に集まる
だけで循環はしない。
一方で、人は、どんどん入れ変わる。

これって、愉快じゃないですよね。

愉快さは、人の関わりから生まれます。
人の関わりに淀みがあると、
愉快さは生まれません。

お金が集まるところには、
人も集まりますが、
愉快さがないと、次第に人は離れます。

愉快な金儲けとは、
愉快さに人が集まって、
もしくは、集まった人が愉快になって、
お金も集まる。

一方、愉快じゃない金儲けとは、
お金が集まるから人も集まるが、
愉快じゃないから人は離れる。

果たして、A社さんの行く末はいかに、、

皆さんのビジネスは、
愉快な金儲けになっていますか。

それでは、今日も素敵な一日を!

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