世の中の風通しを良くする2

10の美意識

ビーイングバリュー経営を
実践するための10の美意識。

今月のお題は、、「世の中の風通しを良くする」

~社風と風通し~

社風とは、会社の風土。

会社の中の風の吹き方も、さまざまです。

上から下にビュービュー風が吹く会社。
横の風通しがいい会社。
そよそよと優しい風がなびく会社。
まったく風が吹かない、凪(なぎ)の会社。

風は、エネルギーの流れです。

気象学的には、横に流れるのが風。
上下の流れは、気流と、区分されているようです。

ここでは、気流もあわせて、風としておきます。

カリスマオーナーがいるオーナー企業は、
上から下に強い風が吹く。

下から上にはあまり、風は流れません。
文句はあっても、声には出さない。
どこか、あきらめが定着している。
自分たちで風を起こすエネルギーはあまりない。
オーナーがいる時は、ビュービュー風が吹きますが、
オーナーがいないと、エネルギーの流れも少ない。
陰口が多く、ジメジメ、蒸し蒸し。
これは、風通しがいい状態とは言えません。

部署の壁が高い会社。

部署の中では、論議も活発に行われ、
皆さんエネルギッシュに活動している。
風向きも刻々変化する。

もしくは、部署の中も穏やかで、淡々と仕事が
行われている。
風の流れは、凪に近い。

部署の中の風の状態は異なりますが、
部署の壁は高く、部署を超えた風は、
あまりない。

会社全体として見ると、
風通しがいい社風とはいえません。

風通しという観点から見れば、
外からの風の流れも重要です。
中の風の流れだけだと、
やはり、淀みやつまりが生じます。

たまには、窓を全開にして、
外の風を思いっきり取り入れる。

もしくは、常に外の風が流れ込む
ように、つくりを工夫する。

強い風が吹き荒れるのが、
いい状態だとはいえません。
特に、一方向からだけの強い風が
吹くのは、建物のへたりが早まります。

いろんな方向から、適度に心地よい
風が流れる。
部署の壁で風の流れが遮られない。

風通しが良い状態。

会社の風は、人がつくるもの。
人のエネルギーの流れが風をつくります。

皆さんの会社(職場)の中の風の流れ、
いかがでしょうか。

それでは、今日も素敵な1日を!

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