次世代により良いものをつなぐ1

10の美意識

ビーイングバリュー経営を
実践するための10の美意識。

今月のお題は、、
「次世代により良いものをつなぐ」

~正解がないものに挑む力~

先日、ビーイング・バリュー協会で
栃木県佐野市の小学6年生を対象とした
イノベーション授業を行う機会をいただきました。

次の時代を担う小学6年生4クラスの子供たち

授業のテーマは、
ズバリ、「正解がないものに挑む」

初日午後に2クラス、翌日午前中に2クラスと、
2日間にわたり、ガッツリ授業。

メインファシリテーターは、ゆうこりん。
(ゆうこりん、2日にわたりお疲れ様でした)

冒頭、正解がないことに挑むということを解説。
3×3は? 9
3+3は? 6
みんな、元気に答えてくれます。

これは正解がある問題。
正解がある問題で、正解をきちんと出す力は大切。

ただ、世の中は、正解があることばかりではない。
今日は、正解がない課題に挑む時間であることを宣言します。

スタートは、もちろん、5グランドルール。
さらに、正解がないものに挑む上での注意点を解説。

1時限目は、自分との対話。

イノベーション授業には、
イノベーションカードの出番です。

自分でテーマを決めて、カードの問いかけに対し、
書き出していく。

サッカーが上手になりたい。
テストで100点をとりたい。
弟とケンカをしないようにしたい。

それぞれが、テーマも自分で決めます。
ここで、早くも手が止まる子たちがいます。
自分で、問いを立てる力。
これ自体が、最初の関門になります。

小学生に対しても、容赦なく、時間をきる。
これが、ビーイングバリュー流。。

近づいて、ヒントを与える。
自分で決められず、
隣の子の課題を、そのままマネする子もいたりで、
なんとかセット完了。

あとは、イノベーションワールド。

大きくする小さくする。
起こってはいけないことは?
買ってみる。

カードを引きながら、次々と出てくる問いかけに、
思い思いに書き出していきます。

進めるうちに心の壁が取れて、
思いついたことを書き出すことに
躊躇がなくなってくるのが見ていてわかります。

最初は、テーマをあげるところで手が止まっていた子が、
夢中になって、鉛筆を動かし始めます。

子どもたちの中で、イノベーションが起きるのを
体感できる瞬間。

これ、ビーイングバリューワークの醍醐味です。
しびれます!!

ご両親が見たら、涙ものです。

2時限目は、チームの時間。

一つの課題にチームで対話に挑む。
もちろん、正解はありません。

付箋に書き出しては、模造紙に貼っていく。
大人のワークと、手順は同じです。

お題は、
スゴイスゴーーーイ学校をつくる
など

ーすべて書き出してみる。
宿題がない、ゲームがやり放題、
空飛ぶ教室、おいしい給食、、

ー最も大切なことは?
自由。

(おいおい。そんなに自由がないんかい。)

最後に、チームで一つにまとめる。

同じこたえはありません。
それぞれが、正解がないことに対し、
自分たちで見つけたこたえです。

正解がないことに挑む力。

ビーイング・バリュー協会が
次の世代につなぎたい、最も大切な力です。

それでは、今日も素敵な1日を!

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