地球が続くことを行う4

10の美意識

ビーイングバリュー経営を
実践するための10の美意識。

今月のお題は、、
「地球が続くことを行う」

~人間の存在価値〜

世界の各国首脳が、脱炭素宣言を
実施期限をつけて行う。
再生可能エネルギー利用100%への
転換実現を企業のトップが宣言する。

地球温暖化に伴う気候変動対策として、
CO2排出削減、化石燃料からの脱却、
再生可能エネルギーへの転換は
今やグローバルな共通目標です。

脱炭素への対応姿勢が、
マーケットでの評価にもつながる
状況となっています。

でも、これって、
本当に地球が続くための取組なんでしょうか。

人類が、勝手に産業革命なんて起こし
地球資源で火力を使いまくって、
人類の快適を追求し続けた結果、
大気に影響を与えて温暖化を招き
大変だ大変だと騒いでいる。

地球は、これまでも10万年周期で
氷河期と温暖期(間氷期)を
繰り返してきています。

海水面も、何十メートルというレベルで
上昇下降してきています。

地球視点に立てば、
今の温暖化は想定内の振れ幅。
地球からすれば、少々温度が上がろうが
海面が上がり、陸地が水没しようが
全然大騒ぎする話ではなく、
それって、人類が困るだけの話でしょって
地球は冷ややかに言っているかもしれません。

ただし、現在の地球温暖化の問題は、
その進行スピードです。

過去の気温変動は、長い年月をかけて
上昇、下降を繰り返しています。
一方、今の温暖化は、
過去では1万年かけての上昇を、
わずか数100年で起こしています。

急激な変化は、さまざまなところに
影響を与えます。
地球がこれまで経験していない
変化である以上、
地球が続くことに影響が起きる
可能性は十分にあります。

お前らが起こしたことで、
お前らがいなけば、こんなこと起きてない。

こんな、地球の声が聞こえてきそうです。

となれば、
地球が続くためには、
人類がいない方がいいじゃん。

ということになりはしませんか。

一方で、人類を生み出したのも地球です。

人類は、火力を手にしたことにより、
調理したものを食すことができるようになり、
火を通して調理したものを食することで
人類の知能が発達したとも言われています。

人類が得た知能を、
人類の快適のためだけに使うのではなく
地球が続くためにどのように使うのか。

生き物としては、決して強くも大きくもない
人類に与えられた役割が、
そこにはあるのだと思います。

地球が続くために、人類の知恵をどう使うのか。
地球が続くために、自分は、自社の事業は
果たして役に立っているのか。

地球の一住人として、
問い続けていかなければいけないテーマです。

それでは、今日も素敵な一日を!

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