本質を問い続ける 3

10の美意識

ビーイングバリュー経営を
実践するための10の美意識。

今月のお題は、、「本質を問い続ける」

本質を問い続けるために、必要なこと。

情報のシャットダウン。

先日、将棋の藤井聡太二冠の師匠、
杉本昌隆八段のお話を伺う機会がありました。

その中で、藤井聡太二冠は、
何が優れているのかという問いに対し、
一番に“自分で考え抜く力”を
挙げられていました。

彼は、少年時代から定石本を読まなかった。

人に頼らず自分でとことん考える。
簡単なことにじっと考える。
簡単なことにこそ、ことの本質が隠れている。
頭の中にモノクロの将棋盤があり、
そこに意識を集中する。

これは今に至るまで変わらず、
対局の時に、昼食選びが話題になりますが、
これも、どれを選ぶか考えるのが好きなのだ、
ということです。

そして、考え抜く時に、重要なのが、
情報のシャットダウン。

外に答えを求めず、自分の中でトコトン自問自答する。
自分で考え抜くためには、情報が邪魔をする。
なので、意図的に情報をシャットダウンする。

何を学ぶのかより、何を学ばないのか。

藤井二冠は、人に教わることなく、
これが自分できる子だったと評していました。

本質を問う際には、情報をシャットダウンし、
自己対話に意識を集中する。

特に、スマホから離れる。ネットから離れる。
これ、ポイントです。

ネット社会は、情報にあふれています。
ヒントもたくさんあります。
調べれば、答えがすぐに見つかります。

しかし、本質を問うには、情報が邪魔をします。

たとえば、新型コロナウイルスに対し、
どう向き合うのか。

自分のあり方に照らし、どのような行動をとる
のが自分にとって適切なのか。

ともすると、メディアで日々流される情報に
振り回される。
誰かのコメントに、必要以上に反応してしまう。

結果、不安ばかり大きくなって、
精神的に不安定になってしまう。

自分はどうありたいのか。
コロナ渦で自分はどこに進むのか。

こうした本質を問う際には、
一旦、情報をシャットダウンする。

ちょっと、情報に振り回されているなと思ったら、
枕元からスマホを離して眠られることを
オススメします。

それでは、今日も素敵な一日を!

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