信頼を基礎とする 2

10の美意識

ビーイングバリュー経営を実践するための10の美意識。

第一木曜日に配信している「いちもくラジヲ」でも

10の美意識の中から一つを取り上げてディスカッションしていますが、

ここでも当月のお題をテーマにミニミニコラムをお伝えしています。

今月のお題は、「信頼を基礎とする」

皆さんが経営するもしくは所属する組織は、

信頼を基礎とする組織になっていますか。(その2)

組織における信頼を基礎とすべきものに

お客さまとの信頼と、もう一つ重要なのが

社内における信頼関係です。

さらに、社内の信頼関係には、

メンバー同士、部署間、といった“横”の信頼関係と

経営者、管理職の皆さんとメンバーとの“縦”の信頼関係

があります。

経営者や管理職の皆さんに、

「社員との信頼関係は、いかがですか。」

と尋ねると、

自信をもって“十分”とこたえる方は意外と少ない。

信頼関係が基礎にあれば、多少のムチャや無理も、

メンバーは受容れてガンバってくれるもの。

成果を出し続ける組織には、縦の信頼関係は不可欠です。

組織のベクトルを揃えたいと言っていながら、

自分の夢(自己実現)は熱く語るが、

メンバーの夢(自己実現)には、あまり関心がない。

リーダーとは、組織を縦の統制によって動かすもの、

という意識が強く、指示が中心で、聴く、引き出すが弱い。

いずれも、リーダーあるあるです。

これでは、

よほど人間的に魅力のあるリーダーなら、

メンバーは、慕って動いてくれるかもしれませんが、

現実、なかなかそうもいきません。

対話なくして、信頼なしです。

最近は、1 on 1と称し、メンバーの成長を促すための時間と

して面談を行う会社も徐々に増えてきているようですが、

皆さんの組織は、いかがでしょうか。

社員との信頼関係は十分ですか。

社員との信頼を築く対話の時間を取れていますか。

今一度、意識して確認してみましょう。

では、今日も素敵な一日を!

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