ビーイングバリュー経営を
実践するための10の美意識。
今月のお題は、、「世の中の風通しを良くする」
~風通しの良い職場~
風通しが良い職場とは、
どんな職場でしょうか。
自由に、意見が言い合える。
安心して、思いついたアイデアを口にできる。
かけ算が起きる。
そう、これって、”心理的安全性”がある
職場ってことですね。
上の顔を見ながら忖度しないと、モノが言えない。
何言われるか分からないから、言うのやめておく。
会議は、トップ(管理職)が、9割しゃべってる。
これ、逆に、心理的安全性がない職場の典型です。
風通しが良い職場とは、
一言で言うと、
情報が集まる職場、
情報のかけ算が起きる職場です。
持っている情報、思いついたアイデア、気づいた意見、
これらは、いずれも情報です。
情報が集まると、集まったアイデアから、
さらにアイデアが生まれ、
対応策が描きやすくなります。
結果、対応スピードが上がります。
かけ算が起きる状態です。
情報が集まらない職場は、
誰かの考えだけで動くので、
誰か次第になり、多くは指示待ちになります。
リスクをとることを避ける傾向となり、
思考は保守的になります。
これでは、イノベーションは起きません。
ビーイング・バリュー協会では、
企業セッションや講座を行う際、
この心理的安全性を場に持たせることを
最も重要視しています。
なぜか。
ブランディング、体験デザイン、理念づくりなど、
私たちが関わる仕事は、メンバーの皆さんが、
自社の価値と向き合い、
オープンに思考のかけ算を起こすこと、
イノベーションを起こすことが、
目的であり、私たちの役割です。
そのためには、心理的安全性を確保することが、
不可欠です。
そこで、出番となるのが、5グランドルール®︎です。
5グランドルール®︎は、
心理的安全性を確保するための約束事です。
ビーイング・バリュー協会では、
企業セッションや講座等の冒頭、
参加の皆さんに、5グランドルール®︎の説明と
実践のお願いを行います。
ほめる。・・・
ドンドンいいねをする。いいねをしあう。
それにより、あっ、そういうこと言っても大丈夫なんだと
発言に対する安心感が生まれます。
安心感が生まれると情報が集まりやすくなります。
聴く。・・・
きくを、受信ではなく、発信の行為として聴く。
あなたの言っていることは確かに伝わりましたよと、
話し手に伝わるように聴く。
そうすると、話し手と聞き手の間に信頼が生まれ、
情報のキャッチボールが活発になります。
受けとめる。・・・
ああ、そう思ったんですね、と、
内容を肯定するかどうかは別として、
相手が発言したこと、行動したこと自体は否定しない。
お互いを尊重し合うことにより、
信頼が生まれ、貢献意識が生まれ、
情報が集まります。
待つ。・・・
うーんと、自分で応えを探している時間、
思考の時間、生産的沈黙を大切にする。
そうすることにより、
自ら考え、行動する力が高まり、
尊重してもらえたと感じ、
信頼、貢献意識が高まり、
情報のかけ算が深まります。
愉しむ。・・・
楽しいも苦しい辛いも含めて、
関わり続ける。
情報のかけ算が止まることなく
持続します。
5グランドルール®︎は、
解説動画をゼロリセットチャンネルに
アップしていますので、ぜひご覧ください。
あなたの職場の風通し。いかがでしょうか。
あなたの職場は、情報が集まる職場ですか。
それでは、今日も素敵な一日を!
*<5グランドルールの解説動画>
1ほめる
2聴く
3受けとめる
4待つ
5愉しむ
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